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子どものパスポート・ビザ・入国準備ガイド|出発前に必ず確認したいこと

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子連れの海外旅行で、意外と見落としがちなのが書類の準備です。「子どもにもパスポートが要るの?」「ビザは?」——初めてだと分からないことだらけ。しかも入国のルールは国ごとに違い、しかも変わります。この記事では、出発前に確認しておきたい書類関係を、チェックリスト形式で整理します。

この記事でわかること


1. 【2026年7月改定】子どものパスポート代は安くなりました

まず、いちばん新しい情報から。2026年7月1日午前0時以降の申請分から、旅券(パスポート)の手数料が改定されました。子連れ家庭にとっては、はっきり朗報です。

大きな変更は、5年旅券の料金区分が「18歳未満」に一本化されたことです。これまでは12歳を境に倍近い差がありましたが、それが無くなりました。

5年旅券(電子申請の場合・1人あたり)改定前改定後
12歳未満5,900円4,400円
12歳〜17歳10,900円4,400円
10年旅券(18歳以上)15,900円8,900円

とくに効くのが12歳から17歳です。10,900円が4,400円になり、6,500円下がりました。きょうだいで2人分となれば、差は1万3千円になります。小学校高学年から高校生のお子さんがいるご家庭は、ここを知らずに以前の金額で予算を組んでいると、だいぶ違ってきます。

内訳は、国の手数料と都道府県の手数料の合計です。都道府県の手数料は変わっておらず、電子申請なら1,900円、窓口申請なら2,300円。つまり窓口で申請すると400円高くなるので、5年旅券の窓口申請は4,800円です。

📎 出典:外務省「旅券手数料改定 関連情報」(令和8年6月10日)および同ページの「旅券手数料改定前後の比較表」。金額は改定後のもので、今後も変わる可能性があります。申請前に必ず公式でご確認ください。


2. ただし、いまは受け取りまで時間がかかります

ここが、旅行の予定を立てるうえでいちばん重要な注意点です。

手数料が下がったことで申請が集中しており、外務省は、2026年7月1日以降の申請は、電子申請でも窓口申請でも、申請が受理された日から交付まで3週間から1か月程度かかる可能性があると案内しています。通常は約2週間ですから、倍近くみておく必要があります。

さらに、海外の在外公館で申請する場合は、日本から旅券を配送する分、さらに2週間程度が追加されます。海外在住のご家庭は、ここを忘れると間に合いません。

実際の交付日は、外務省と各都道府県が案内している「パスけん」(パスポート受取可能日検索システム)で、受理番号を入れれば確認できます。

💡 計画のコツ:夏休みや年末年始の旅行を考えているなら、「出発の2か月前には申請を終えている」くらいの余裕を持ってください。子どもの分は親の分と同時に手続きすることが多いので、1人でも遅れると家族全員の予定が動きます。


3. 子どももパスポートが必要です

赤ちゃんでも、0歳でも、1人1冊必要です。親のパスポートに子どもを併記する制度はもうありません。

18歳未満は5年旅券のみで、10年旅券は選べません。子どもは顔の変化が早いので、この区切りには合理性があります。

申請では、親権者の同意が必要です。マイナンバーカードを使った電子申請(マイナポータル)も利用できますが、年齢によって手続きの方法が変わります。お住まいの都道府県の旅券事務所のページで、子どもの分の申請方法を必ず確認してください。自治体によって案内が異なります。

もうひとつ、意外な落とし穴があります。前回申請した旅券を受け取らないまま失効させると、次に申請するときに手数料が加算されます(5年旅券なら2,500円加算)。子どもの分は「あとで取りに行こう」と後回しにしがちなので、申請したら必ず期限内に受け取ってください。

なお年齢の数え方には決まりがあり、誕生日の前日の申請手続から1歳加算して扱われます。18歳の誕生日が近いお子さんは、申請日によって5年旅券か10年旅券かが変わります。


4. 有効期間と、渡航先が求める「残存期間」

パスポートを持っていても、有効期間が足りないと入国できないことがあります。

多くの国が「入国時に残存有効期間が◯か月以上」という条件を設けています。6か月以上を求める国が少なくありません。期限が切れていなくても、残りが短いと搭乗を断られることがあります。

子どもの5年旅券は、気づくと期限が近づいています。旅行を決めたら、まず家族全員のパスポートの有効期限を並べて確認するのが確実です。条件は渡航先ごとに違うので、外務省の海外安全ホームページや各国大使館の案内で、その都度ご確認ください。


5. ビザ・事前登録(ETA/ESTA等)

パスポートがあれば足りる、とは限りません。渡航先によっては事前の電子渡航認証が必要です。

これらは子どもも1人ずつ必要で、家族分をまとめて1件では済みません。制度や手数料は変わりやすいので、必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。検索結果に出てくる代行サイトは、公式より高い手数料がかかることがあります。


6. 出発前チェックリスト

4つ目は見落としがちですが、航空券の名前とパスポートの表記が違うと搭乗できません。予約の時点で、パスポートを見ながら入力してください。

📌 この記事の最終更新:2026年7月。 手数料・交付日数・ビザ・事前登録の条件は変わります。申請前・渡航前に、外務省および各国の公式情報で必ず最新をご確認ください。


よくある質問

Q. 子どものパスポートはいくらですか? A. 2026年7月1日以降の申請分から、18歳未満は5年旅券で1人4,400円(電子申請の場合。窓口申請は4,800円)です。きょうだいがいれば、その人数分かかります。改定前は12歳未満5,900円・12歳以上10,900円でしたので、特に12〜17歳は大きく下がりました。

Q. 申請してからどれくらいで受け取れますか? A. 通常は約2週間ですが、2026年7月1日以降の申請は混雑により3週間から1か月程度かかる可能性があると外務省が案内しています。海外の在外公館での申請は、さらに2週間程度が加わります。

Q. 赤ちゃんもパスポートが必要ですか? A. 必要です。年齢に関係なく1人1冊で、親のパスポートへの併記はできません。

Q. 子どもも10年旅券を選べますか? A. 選べません。10年旅券は18歳以上で、18歳未満は5年旅券のみです。


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手数料・制度・各国の入国条件は変わります。申請前・渡航前に必ず公式情報でご確認ください。

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